急に寒くなり、ようやく秋めいてきました。これまで以上に体調管理に気をつけていきましょう。
先月、長門市医師会清水会長のお勧めで、長北医学会に参加させて頂き発表させて頂きました。長北医学会は76回続く伝統のある学会です。会場は長門と萩で、一年交代で開催されます。医師だけでなく、医療、介護、福祉、行政など様々な分野の専門家から多くの演題が発表されるという特色ある学会です。
長門歯科医師会として初めて発表させて頂きました。タイトルは「五段階のプロセスに沿った当医院の歯周病治療」です。五段階方式の治療とは、歯周病の治療の進行具合、治療の成果を、患者さん、術者コアデンタルスタッフの皆がわかるよう考案されたプロセスです。自動車の免許のように、段階ごとのチェックをクリアして次の段階に進みます。
1段階は歯みがき
2段階は歯石取り
3段階は歯周病外科
4段階は冠や義歯を入れる
5段階は定期健診からなります。その内容や長期症例を発表しました。
また、いろいろな専門家の演題や、山口大学医学部の糖尿病の第一人者の太田教授の特別講演も聴く事ができました。北浦地区の多業種の方が、地域医療の貢献するために真剣に取り組んでいらっしゃるのが垣間見えました。また、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧、アレルギー、脳血管疾患など予防のために、歯科の重要性と、医科、薬科をはじめとする他職種との連携の必要性を強く感じました。