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矯正をしている子供

小児矯正で痛みが現れるタイミングと対処法を解説!

2024年9月26日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

お子さまの矯正治療を検討中の方は「小児矯正の痛みは子どもに耐えられるのかな?」「どれくらい痛みが続くのだろう?」と疑問に思うのではないでしょうか。痛みが原因で小児矯正を中断したり、お子さまが痛い思いをしたりするのは避けたいと思う方が多いでしょう。

今回は、小児矯正は痛いのかを解説し、痛みが現れやすいタイミングや痛みがある時の対処法などをご紹介します。

小児矯正は痛い?

小児矯正で歯が痛い子ども

小児矯正では、治療をやめてしまうほどの強い痛みを感じることは少ないとされています。

しかし、お子さまによって痛みの感じ方は異なります。同じ装置を使っても全く痛みを感じないお子さまもいれば、痛みを訴えるお子さまもいるでしょう。

小児矯正の場合、以下の理由で痛みを感じる可能性があります。

・歯が動く時の痛み
・顎を拡大する時の痛み
・口内に矯正装置が触れる痛み
・虫歯の痛み

それぞれ詳しく解説していきます。

歯が動く時の痛み

歯列矯正では、歯周組織に力をかけて顎の骨を拡大したり歯を動かしたりします。歯が動こうとする時に、痛みを感じることもあるでしょう。

歯は歯槽骨(しそうこつ)と呼ばれる骨に支えられています。矯正装置がもつ矯正力によって歯槽骨が刺激されると、圧迫された側の歯槽骨が吸収され、反対側に新たな歯槽骨をつくります。歯槽骨の吸収と再生を繰り返すことで、歯が動いていくのです。

歯槽骨が吸収されるときに痛みが生じることがあります。歯が動くときは、歯が浮いているような感覚やジンジンする痛みを感じることが多いでしょう。

顎を拡大する時の痛み

小児矯正では、お子さまの顎の成長を利用して、顎の骨を拡大する治療をすることがあります。顎の骨を広げる治療を行うと口内のスペースを広げられるので、抜歯が不要となったり、上下の顎のアンバランスさを整えられたりするなどのメリットがあります。

顎の拡大は実行できる時期が決まっており、成長段階である子どもだからこそ行える治療です。成長にあわせて行うため強い痛みを感じることはないとされていますが、急速拡大装置のような強い力で顎を拡大する矯正方法は、痛みを感じることもあるかもしれません。

口内に矯正装置が触れる痛み

矯正装置が、頬の内側や舌、歯茎に触れることで痛みを感じるケースもあります。歯茎に傷ができたり、舌や頬の内側に口内炎ができたりすることもあります。

とくに、矯正装置をつけながらスポーツをすると、人や物に接触した際に矯正装置が口内を傷つける可能性があります。また、管楽器の演奏などで口内が振動することでも、矯正装置が口内に触れやすくなり痛みがでる可能性が高まるでしょう。

虫歯の痛み

小児矯正中の痛みの原因は、虫歯や歯肉炎などによる歯茎の炎症ということもあります。固定式の矯正装置を使用すると、食事の際に食べかすが装置に挟まったり、歯磨きが困難になったりすることから、磨き残しが多くなります。

そのため、普段よりも虫歯や歯肉炎になるリスクが高まります。また、矯正装置に隠れた部分が虫歯になっている場合、痛みがでてから気付くというケースも少なくありません。

小児矯正で痛みが現れるタイミングとは?

小児矯正で痛みが現れるタイミングイメージ

小児矯正で痛みが現れやすいタイミングは、以下のとおりです。

・初めて装置をつけた時
・装置の調整・交換後
・装置の着脱時
・食事の時

それぞれ解説していきます。

初めて装置をつけた時

初めて装置をつけた時は痛みを感じるお子さまが多いです。矯正装置をつけ始めて2日〜1週間程度は痛みを感じやすいですが、時間の経過とともに次第に落ち着きます。

装置の調整・交換後

使用する装置によりますが、歯の動きをコントロールするために定期的に装置の調整を行う場合があります。装置の調整後は歯にかかる矯正力が強くなることがあり、痛みにつながる可能性があります。

装置の着脱時

装置の着脱の際に、頬の内側を巻き込んだり、強く歯茎に触れたりすると痛みを感じることがあります。とくに、矯正を始めたばかりで装置の着脱に慣れていないと、口内に装置が擦れることが多いです。

装置の取り扱いに慣れれば、口内を傷つけるリスクも減っていきます。

食事の時

歯槽骨の吸収が起こっている時は、食事で食べ物を噛んだ時に痛みを感じやすいです。とくに硬い食べ物や繊維質の食べ物など、咀嚼回数が増える食べ物は、噛んだ時に刺激が伝わりやすいため痛みにつながりやすいです。

使用する装置によって痛みは異なる?

小児矯正に使用する装着

小児矯正で使用する装置は、いくつか種類があります。代表的な装置は、以下のとおりです。

・ワイヤー矯正
・マウスピース矯正
・床矯正装置
・急速拡大装置
・顎外固定装置

装置によって痛みは異なるのか、違いを見ていきましょう。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、歯の表面にブラケットを取り付け、そこにワイヤーを通す固定式の矯正装置です。歯に強い力をかけられるので、マウスピース矯正に比べると痛みを感じやすいとされています。ワイヤーは細いので、使い方によっては口内を傷つけることがあります。

歯が動く時の痛みは1週間程度で落ち着くことがほとんどです。

マウスピース矯正

着脱可能なマウスピースを使用して歯を移動させる方法です。ゆっくり時間をかけて歯を動かすため、ワイヤー矯正に比べると痛みを感じにくいといわれています。

新しいマウスピースの装着後2〜3日程度は窮屈さを感じることがありますが、装置の縁がなめらかで口内を傷つける恐れは少ないでしょう。

床矯正装置

床矯正装置とは、プレートの真ん中にネジがついており、ネジを回すことで歯列を拡大する着脱式の装置です。床矯正装置は痛みが出にくい矯正装置だといわれていますが、ネジを回した直後や装置をつけた際に痛みが発生することがあります。

急速拡大装置

急速拡大装置は上顎を拡大するための装置で、歯科用接着剤で固定して使用します。強い力をかけるため、装着から2日〜1週間程度は痛みが出ることがありますが、徐々に落ち着きます。

顎外固定装置

顎外固定装置とは、顎の成長を抑制したり、奥歯の後方移動をしたりすることを目的に使用します。装置のほとんどが顔の外に出ていて、就寝時に使用することが多いです。

顎外固定装置にはヘッドギアやチンキャップなどいくつか種類があり、装着時は痛みを感じることがあります。

ただし、1週間程度でおさまることがほとんどです。

小児矯正で痛みがあるときはどうしたらいい?

痛み止め

小児矯正で痛みがある時は、以下の対処法を試しましょう。

・食べる物を工夫する
・歯科医院で相談する
・痛み止めを服用する

一つずつ解説していきます。

食べる物を工夫する

小児矯正中に硬い食べ物や弾力のある食べ物を食べると、歯や歯の周りの組織に刺激が伝わって痛みを感じることがあります。硬い食べ物を避け、スープやお粥などの咀嚼があまり必要のないものを選ぶといいでしょう。

普段通りの食事をしていただいてかまいませんが、お肉やお魚などは小さく切ってから食べると痛みを抑えられます。

歯科医院で相談する

歯が動く時に生じる痛みは、長くても1週間程度で落ち着きます。それ以上経っても痛みがおさまらない時は、歯科医師に相談するようにしてください。装置の形が合っていない、破損しているなどの不具合が生じている可能性があります。

装置が口内に触れて痛みがでている場合は、尖った部分を保護するワックスを使うように指示されることもあります。

痛み止めを服用する

痛みが長く続く場合は、痛み止めを服用しましょう。歯科医師に相談して、処方してもらってください。

市販の痛み止めの中には、歯の移動を遅らせる成分が入っていることがあります。常用しなければ問題ないとされていますが、可能であれば歯科医院で処方されたものを使用しましょう。

まとめ

小児矯正によって歯並びが綺麗になった子供

小児矯正では、我慢できないほどの痛みを感じたり、治療を中断するような痛みがでたりすることはほとんどありません。

ただし、歯が動く時や矯正装置が口内に触れた時などは、痛みがでることがあります。一般的に数日程度でおさまるでしょう。

痛みが長引く場合は矯正装置に不具合が起こっている可能性があるため、担当の歯科医師に相談しましょう。

小児矯正を検討されている方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

当院では、一般歯科だけでなく成人・小児の矯正治療や審美歯科にも力を入れています。ぜひ一度ホームページをご覧ください。ご予約・お問い合わせもお待ちしております。

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