もう今年も6月ですね。新年に計画された目標は予定通りに進行していますか？ジメジメした体調を壊しやすい月です。お口から健康管理していきましょう。

13年間使用した歯科用CTが不調になり、今回新型のCTを導入しました。13年前は山陰地区の歯科医院でCTを持っている所はなく、田中歯科医院が1番目でした。当時定価と保守契約料で3000万と高額で、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのを思いだします。今回2代目のCTは解析度が上がり撮影範囲も増え、レントゲン量も少なくなりとても進化しています。（機能が多すぎてまだ全てを使いこなすには時間がかかりそうです。笑）金額も1500万と半額になり、普及した薄型テレビのように時代の流れを感じます。

CTは、インプラント、歯の根っこの神経の治療、親知らず、矯正、埋伏歯、過剰歯、顎の炎症、腫瘍、顎関節症の検査、診断に特に有効です。また、X線装置が患者さんの周りをグルリと3分の2回転するパノラマX線写真も画像がシャープになり、ひずみの補正もできるようになりお口の中を総合的に診ることができます。歯を支える骨の状態、虫歯、二次カリエス、残存歯、乳歯の生え変わり、親知らず、など肉眼では見えない所を調べます。正確な審査、診断のため、また患者さんに納得して治療を受けて頂くためにも、さらに治療後の経過を確認し良い状態で長く過ごしていただくためにもX線撮影は歯科の診療に欠かせない検査です。