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虫歯になりやすい食べ物・飲み物とは?歯の健康を守る食べ方も解説!

2024年4月18日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

歯を失う原因のひとつが虫歯です。「甘い物を食べると虫歯になりやすい」という印象をおもちの方もいるでしょう。

具体的にはどのような食べ物・飲み物を口にすると虫歯になるリスクが高くなるのでしょうか。

今回は、虫歯になりやすい食べ物・飲み物について解説します。虫歯になりにくい食べ物・飲み物や食後のケア方法についても解説しますので、虫歯から歯を守りたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯の原因

虫歯菌のイメージ

虫歯の原因は糖質・生まれながらの歯質・ミュータンス菌の3つです。これらの原因がすべてそろい、時間が経過することによって虫歯は発生し、進行します。

放置すると、歯の一部が損なわれるだけではなく、歯が抜け落ちることもあるでしょう。

ここでは、虫歯になる3つの原因について詳しく解説します。

糖質

砂糖などの食べ物に含まれている糖質を分解することで、ミュータンス菌は歯垢(プラーク)を作り出します。歯垢は粘着性があり、歯の表面にこびりつき、ここがさらなるミュータンス菌の住処になるのです。

ミュータンス菌

人間の口の中には300種類以上もの菌が存在すると言われています。その中で虫歯の原因となるのがミュータンス菌です。ミュータンス菌が増殖し、酸を作り出し、酸に長時間さらされ続けると歯は溶かされて虫歯になります。

ミュータンス菌は、ほとんどの人の口の中に存在していますが、人によってその量は異なります。ミュータンス菌の数が多いと作り出される酸も増えるため虫歯になりやすいのです。

歯質

虫歯になりやすい人とそうでない人がいます。それは、元々生まれもった歯質に起因していることがあります。歯の質が柔らかい場合や溶けやすい場合は、より虫歯になりやすいでしょう。

虫歯になりやすい食べ物・飲み物

虫歯になりやすいチョコレートを食べる人

虫歯になりやすい食べ物・飲み物は、以下のとおりです。

粘着性のある食べ物

粘着性のある食べ物は歯にくっつきやすく、口の中に残りやすいため、虫歯になりやすいといわれています。

粘着性のある食べ物は、主に以下のとおりです。

・キャラメル
・グミ
・ガム

甘さが長時間口に残る食べ物・飲み物

長時間甘さが口に残る食べ物も注意しなければなりません。糖分が長い時間口の中に残ると、虫歯菌が活発になり、虫歯になるリスクが高まるのです。

甘さが長時間口に残る食べ物・飲み物は、主に以下のとおりです。

・アメ
・チョコレート
・ジュース

硬すぎる食べ物

硬い食べ物を食べると顎の筋肉が鍛えられ、また唾液の分泌量も増えます。

しかし、硬すぎるものを食べると、歯の表面に傷がつく可能性があります。歯にできた傷に虫歯菌が付着して虫歯になるリスクが高まるのです。

硬すぎる食べ物は、主に以下のとおりです。

・スルメ
・硬いせんべい

酸を含む食べ物

酸を含む食べ物を口にすると歯を溶かす可能性があるため、食べ過ぎないようにしましょう。

酸を含む食べ物は、主に以下のとおりです。

・レモン
・オレンジ

虫歯になりにくい食べ物・飲み物

虫歯になりにくいせんべい

虫歯になりにくい食べ物・飲み物は、以下のとおりです。

糖分が少ない食べ物・飲み物

ミュータンス菌が糖分をエサにして酸を作り出すことで虫歯になります。そのため、糖分が少ない食べ物・飲み物であれば虫歯になりにくいでしょう。

糖分が少ない食べ物・飲み物は、主に以下のとおりです。

・せんべい
・クラッカー
・無糖のヨーグルト
・水やお茶

長時間口にとどまらない食べ物

糖分が含まれていてもお口の中にとどまりにくい食べ物・飲み物であれば虫歯になりにくいといえます。

長時間口にとどまらない食べ物は、以下のとおりです。

・ヨーグルト
・アイス
・ゼリー

フッ素を含む食べ物・飲み物

フッ素を含む食べ物・飲み物も虫歯になりにくいでしょう。フッ素には歯質を強化する働きがあるため、虫歯になりにくいのです。

フッ素を含む食べ物・飲み物は、主に以下のとおりです。

・のり・わかめ・めざしなどの海産物
・牛肉などの畜産物
・紅茶・緑茶などの飲料

カルシウムを含む食べ物・飲み物

カルシウムを多く含む食べ物・飲み物も虫歯になりにくいでしょう。また、カルシウムには歯の生成を助ける役割があります。

カルシウムを含む食べ物・飲み物は、主に以下のとおりです。

・牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品
・小魚
・豆腐や納豆などの豆類

虫歯になりにくい食べ方はある?

姿勢良く食事する

虫歯になるリスクを抑えるために、食べ方にも気をつけましょう。

正しい姿勢で食べる

食事をする際は、正しい姿勢で食べましょう。正しい姿勢で食べることでしっかり噛むことができるため、食べ物が消化されやすくなります。身体の健康にもつながるでしょう。背中を伸ばして、肘をつかずに正しい姿勢を心がけてください。

小さなお子さんの場合は、床に足がつかずにぶらぶらさせることもあります。そうなると、姿勢が不安定になるので、お子さんの身体に合わせた椅子を用意するとよいでしょう。

集中して食事をする

食事をしながら、テレビやスマホの画面を見たりする方も少なくありません。そうなると、どうしても意識がそちらに向かうので、噛んでいる時間が長くなる可能性があります。噛む時間が長くなると、口の中が酸性の状態が続くため虫歯になるリスクが高まるのです。

何かを見ながらの食事は避け、食事をするときは集中しましょう。

決まった時間に食事をする

決まった時間に食事をすることも重要です。1日に何度も食事をすると、口の中が酸性になる時間が長くなり、虫歯になるリスクが高まります。

虫歯を防ぐためには、口の中が酸性に傾く時間を減らすことが大切です。頻繁に食べ物や飲み物を口にせず、きまった時間に食事をしましょう。アメやガムなどの甘い物を頻繁に口にしている方や、だらだら食べをする方は、この点を意識する必要があります。

食後はしっかり歯磨きをしよう!

歯磨きする人

食後はしっかりと歯磨きをして虫歯を予防しましょう。歯磨きをしているのに虫歯になる方は、歯磨きの仕方に問題があるかもしれません。

しっかり歯を磨けるように、以下の点に注意してください。

自分に適した歯ブラシを選ぶ

まずは、自分のお口に合った歯ブラシを選ぶことが重要です。

ヘッド

歯ブラシにはヘッドが大きいものや小さいものなど、いくつか種類があります。上の前歯2本分と同じ大きさのヘッドの歯ブラシを選ぶとよいでしょう。

硬さ

歯ブラシの毛の硬さには「やわらかめ」「ふつう」「かため」の3種類があります。かための歯ブラシは歯垢を落としやすいですが、歯茎に炎症がある場合に使用すると症状を悪化させる可能性があります。そうした場合は、やわらかめかふつうを選びましょう。

毛先

毛先にもいくつか種類があります。汚れや歯垢をしっかり落とすことを考えるとフラットなタイプがよいでしょう。

歯並びが乱れている場合や歯と歯の汚れを除去したい場合は、山切りのタイプが適しているかもしれません。

デンタルフロスや歯間ブラシを使う

歯ブラシで落とせる汚れは6割程度といわれています。デンタルフロスや歯間ブラシを使用することで、歯ブラシでは落としきれない汚れを除去できます。

デンタルフロスに慣れていない場合は、歯間ブラシを使うとよいでしょう。デンタルフロスや歯間ブラシを使う際は、歯茎を傷つけないように気をつけてください。

正しい方法で歯を磨く

磨き残しをできる限り減らすためには、正しい磨き方を身につける必要があります。歯ブラシの毛先が歯面に当たっているかを確認して小刻みに動かしながら、力を入れすぎずに1本1本磨きましょう。

人によって適切な歯磨きの仕方は異なります。正しい歯磨きの仕方を身につけるために歯科医院でブラッシング指導を受けるのもよいでしょう。

ブラッシング指導を受けることで、磨き残しが多い部分や磨き癖を知ることができ、ご自身の歯並びに合わせた歯磨きの仕方を身につけることができます。

まとめ

虫歯菌イメージ

今回は、虫歯になりやすい食べ物・飲み物について解説しました。

糖分を含む食べ物や粘着性がある食べ物、酸を含む食べ物などは虫歯になりやすいといえます。

一方で、糖分を含まない食べ物やフッ素・カルシウムを含む食べ物は虫歯になりにくいでしょう。人それぞれ食べ物・飲み物には好みがあるため、虫歯にならないものだけを口にするのは難しいでしょう。

そのため、虫歯になりやすい食べ物・飲み物を口にしたらできる限り早めにケアを行うことが大切といえます。正しい歯磨きの仕方がわからない方は、歯科医院でブラッシング指導を受けるとよいでしょう。

予防歯科を検討されている方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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