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歯医者で定期検診を受ける人

歯医者の定期検診では何をする?メリットや頻度も解説!

2024年2月29日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

歯医者に行くと「また3か月後に来てください」といわれることもあるでしょう。何も症状がないのになぜ?と思われるかもしれませんが、歯医者で定期検診を受けることで、虫歯や歯周病を予防できます。歯を守るためには、定期検診は欠かせないのです。

この記事では、歯医者の定期検診の内容や、受けるメリットについて解説します。

歯医者で定期検診を受けるメリット

歯医者で定期検診を受けるメリットイメージ

ここでは、歯医者で定期検診を受けるメリットを解説します。

虫歯・歯周病を予防できる

歯医者で定期検診を受けることで、虫歯や歯周病を予防できます。初期の虫歯や歯周病は症状がないことが多く、特に歯周病は、歯がグラつく、膿が出るなど、重症化しないと気付かないことも珍しくありません。

初期の虫歯や歯周病であれば、特別な治療を行わなくても、クリーニングとセルフケアの徹底で改善されることもあります。何も症状がなくても定期検診を受け、虫歯や歯周病を予防・早期発見することが大切です。

磨き残しを徹底的に除去できる

歯医者の定期検診では、歯科衛生士によるクリーニングを受けられます。歯磨きを丁寧に行っていても、歯と歯の間や歯と歯茎の境目、見えにくい奥歯などは磨き残しが生じやすいです。

やわらかい歯垢は、2日~2週間で硬い歯石へと変化します。歯石へと変化すると歯ブラシでは取れず、歯医者で扱う専用の機械でないと除去できません。

お口の健康を守るためには、定期検診でプロのクリーニングを受けて、汚れを徹底的に除去してもらうことが重要です。

お口全体に異常がないかチェックできる

歯医者で定期検診を受けると、虫歯・歯周病の有無だけでなく、お口全体に異常がないかもチェックできます。例えば、治療した詰め物や被せ物に異常がないか、噛み合わせの確認、入れ歯やマウスピースが合っているかどうかなどです。

詰め物や被せ物の下が虫歯になっていても、ご自身で見つけることは難しいです。定期検診で歯科医師や歯科衛生士によるチェックを受け、必要であればレントゲンを撮ることで、いち早く異変に気付けるのです。

また、加齢による歯のすり減りや歯周病の進行によって、噛み合わせは徐々に変化します。噛み合わせが悪化すると、顎関節に負担がかかって顎関節症や頭痛・めまい・肩こりなど、全身にも影響を及ぼすことがあります。

歯医者で定期検診を受ければ、必要に応じて噛み合わせも調整してもらえます。

経過観察をしてもらえる

虫歯や歯周病などの治療は、治療が終わっても継続的に経過を観察しなければなりません。前回の虫歯治療後に症状が出ていないか、歯周病の症状が悪化していないかなど、継続的に見守っていく必要があるのです。

定期検診を受けていれば、何かトラブルがあってもすぐに対処できるのがメリットです。

治療にかかる期間・費用を抑えられる

歯医者の定期検診は、何も症状がなくても通うものです。虫歯や歯周病は進行性の病気で、進行すればするほど治療期間が長くなり、その分費用もかかります。

初期の段階で治療を行えば歯を残せる可能性は十分にありますが、重度に進行すると抜歯が必要になることもあります。症状がなくても定期検診を受けることで、治療にかかる費用・費用を抑えられるだけでなく、歯を残せる可能性が高くなるのです。

歯医者の定期検診では何をする?

問診する歯科医師

ここでは、歯医者の定期検診の一般的な内容を解説します。

問診

まず、歯医者の定期検診では、痛みがある歯はないか、前回からかわったことはないかなど、患者様のお話をお伺いします。気になることがあれば必ず伝えましょう。

お口全体のチェック

問診で患者様のお話をお伺いしたうえで、以下の項目をチェックします。

虫歯の有無

目視で虫歯がないか確認します。虫歯ができやすい歯と歯の間や歯の溝、根元部分は、よく確認してもらいましょう。

過去に治療した歯の虫歯が再発することもありますので、詰め物や被せ物部分も念入りにチェックします。

歯周病の有無

歯周病になっていないか、歯周病が進行していないかをチェックするために、歯周病検査を行います。

歯周病検査の内容は、以下の通りです。

・歯周ポケットの検査
・歯茎からの出血の有無
・歯の動揺度

歯周ポケットとは、歯と歯茎の隙間のことです。健康な歯茎であれば、歯周ポケットの深さは1~3mmです。歯周病が進行していると4mm以上になります。歯周ポケットの深さを測ることで、歯周病の進行具合などもわかります。

歯周ポケットの検査では、歯と歯茎の境目に器具を入れます。健康な歯茎であれば出血するような刺激ではありませんが、検査の際に出血するどうかも歯周病の判断基準です。

また、歯周病が進行し、歯茎から顎の骨にまで炎症が広がると、歯を支える骨が溶かされます。歯がグラつき始めるので、歯の動揺度(歯が揺れているか)の検査も行います。

噛み合わせ

噛み合わせに問題がないか、入れ歯やマウスピースをつけている方は装着した際の噛み合わせに問題がないかなどを確認します。噛み合わせが悪いと、歯が欠けたり割れたりする可能性があります。

定期検診で噛み合わせの確認を行うことで、お口全体の健康を守ることにつながるでしょう。

レントゲン撮影

定期的にお口全体のレントゲン撮影をすることで、目に見えない虫歯を発見できたり、歯周病の進行具合を確認できたりします。特に、詰め物や被せ物の下が虫歯になっている場合、目視では発見しにくいためレントゲン撮影が有効です。

染め出し・ブラッシング指導

クリーニングを受ける前に、患者様の普段の歯磨きでどれだけ磨き残しがあるかをチェックするために、染め出しを行います。専用の薬を塗布すると歯垢に色がつき、どの部位に磨き残しがあるかを確認できるのです。

歯磨きのプロである歯科衛生士に、磨き残しがある箇所の正しい磨き方を指導してもらいましょう。歯ブラシの当て方や歯間ブラシ・フロスの使い方など、正しい歯磨き方法を指導してもらうことで普段の歯磨きの質が高まります。

クリーニング

お口全体のチェックや歯周病検査が終われば、歯垢や歯石を取るためのクリーニングを行います。クリーニングの方法には、歯茎より上の汚れを取るスケーリング、歯周ポケットの中の汚れを取るルートプレーニング、徹底的に汚れを除去するPMTCの3つがあります。

フッ素塗布

歯のクリーニングが終われば、仕上げにフッ素塗布を行います。フッ素には、歯を強くする効果と歯の再石灰化を促す効果、菌の繁殖を抑える効果があります。

定期的にフッ素塗布を行うことは、虫歯や歯周病の予防に効果的です。

歯医者の定期検診を受ける頻度

歯医者の定期検診を受ける頻度イメージ

歯医者の定期検診を受ける頻度は、3か月に一度がよいとされています。「通院が負担」「年に1回じゃだめなの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、先述したように虫歯や歯周病は進行性の病気で、気付かない間に進行してしまいます。歯がしみたり痛んだりしなくても、虫歯や歯周病になっていることはあるのです。

初期の虫歯や歯周病はクリーニングや徹底した歯磨きで改善されることもありますが、症状が進行すればするほど大がかりな治療が必要になり期間も費用もかかります。

何も症状がなくても3か月に一度は歯医者で定期検診を受けて、口内の状態を確認してもらいましょう。

ただし、定期検診の頻度はお口の状態によって異なります。虫歯や歯周病のリスクが高い方や高齢者の場合、1~2か月に1回と指示されることもあるでしょう。

まとめ

歯が健康な女性

歯医者の定期検診では、虫歯や歯周病の有無やお口全体のチェック、クリーニングなどを行います。歯医者で定期検診を受ける頻度は、3か月に1回がよいとされています。

初期の虫歯や歯周病は症状がないことも多いため、気付いた時には症状が悪化し、重症化していることも珍しくありません。何も症状がなくても、歯科医師に指示された頻度で定期検診を受けましょう。

定期検診を検討されている方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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