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歯を失った人

歯を失う原因とは?注意したほうがいい歯の特徴も解説!

2024年1月31日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

高齢になると自分の歯が少なくなり、入れ歯をする人が増えます。なぜ歯は失われてしまうのでしょうか。

自分の歯で食事をして健康を維持するには、日頃のケアが大切です。歯を失ってから後悔しても遅いので、歯が健康な時から歯を失わないように心がけましょう。

ここでは、歯を失う原因や、歯を失わないための予防法について解説します。

歯を失う原因とは?

歯が痛い女性

日本人が歯を失ってしまう原因で多いものは、歯周病と虫歯です。厚生労働省が発表する全国抜歯原因調査の結果では、1位が歯周病、2位が虫歯、3位が破折となっていました。

歯を失う原因について詳しく解説します。

歯周病

歯周病とは、歯と歯茎の隙間にある歯周ポケットへ細菌が侵入し、繁殖することで炎症を引き起こす病気です。歯周病は「サイレントディジーズ(静かなる病気)」とも呼ばれ、症状がかなり進行するまで自覚症状がありません。

進行すると炎症による腫れが起こり、歯を支えている組織が破壊されて歯がグラグラするようになります。最終的には歯を支える骨が溶けてしまい、歯が抜け落ちます。

歯周病は年齢を重ねるごとに罹患者の数が増加する傾向があります。中高年の場合は、歯周病で歯を失う可能性が高いです。

虫歯

歯周病に続き、虫歯も歯を失う原因として症例が多いです。歯の汚れをエサに細菌が酸を作り、歯が溶かされる病気です。

虫歯の場合は、かなり進行しないと抜歯することにはなりません。

しかし、中等度以上に進行しなければ自覚症状が出にくいといわれています。初期では痛みなどの自覚症状が少ないため気付きにくいです。

進行すると冷たいものや甘いものを食べた時にしみるようになり、痛みが生じます。さらに進行すると神経まで虫歯が到達し、何もしていなくても激しく痛みます。

最終的には歯の大部分が溶けて神経が死んでしまうため、抜歯することになります。若年層の場合、歯周病よりも虫歯で歯を失うケースが多いです。

破損

病気以外では、歯が欠けたり割れたりするなど、破損して失うケースもあります。

交通事故やスポーツでの追突など、大きな衝撃を受けた時に歯の破損が起こります。また、硬いものを噛んだときや、歯ぎしりや食いしばりが習慣化して歯が破損することもあるでしょう。

ただし、歯の破損だけで抜歯することになるのは、破損範囲が広い場合のみです。虫歯で神経を抜いて歯がもろくなっており、衝撃で破損したため抜歯になるケースが多いでしょう。

矯正

歯の矯正を行う際に、抜歯を行うことがあります。顎と歯のバランスが悪い場合、歯を綺麗に並べるスペースが足りないことがあります。そのような場合は、抜歯をしてスペースを作ります。

また、親知らずが横向きや斜めに生えていて歯並びに影響を与えている場合も、矯正の前に抜歯を行います。

どのような歯は注意すべき?

歯周病

歯を失うリスクの高い歯には、特徴があります。歯を失わないようにするために、注意すべき歯の状態についてご紹介します。

歯周ポケットが深くなっている歯

歯と歯茎の間には、歯周ポケットと呼ばれる溝があります。汚れが歯周ポケットに溜まり、細菌が炎症を起こすことで溝はだんだんと深まります。

健康な状態は歯周ポケットの深さは1~2mmですが、4mm以上になると歯周病と診断されます。歯周ポケットの深さは自分で測れないため、歯科医院で定期的に検査してもらいましょう。

虫歯が進行している歯

虫歯が進行しているにも関わらず放置していれば、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。

何もしなくても歯が強く痛む、膿が出ている、歯に大きな穴が開いているなどの症状がある場合は注意が必要です。虫歯が神経まで進行し、神経が死んでしまっている可能性があります。

虫歯は早期に治療をすれば進行を食い止められるため、放置せずに治療を受けることが大切です。

被せものをしている歯

過去の治療で被せものをしているという方も多いのではないでしょうか。被せものをしているということは、神経を抜いたり歯を削ったりしているため、すでに歯にダメージが蓄積されています。

被せものを長くしていれば噛む力に耐えられず、被せものが取れてしまうことがあります。

また、被せものと天然歯の隙間から細菌が入り込み、見えない部分で虫歯が進行することもあるでしょう。抜歯が必要になるケースもあるので注意が必要です。

とくに銀歯は、虫歯が再発しやすいといわれています。

部分入れ歯をしている

部分入れ歯をしている場合、入れ歯の両隣の歯を失うリスクがあります。

部分入れ歯は、両隣の歯に針金をかけてはめ込みます。針金のかかっている歯には負担がかかるのです。

また、歯がなく噛む刺激が伝わらないと、顎の骨が溶けます。歯を支える顎の骨が溶けると、歯が抜けてしまうでしょう。

歯を失わないためにはどうしたらいい?

歯医者で治療

歯を失うリスクは中高年になると高まりますが、歯を失ってから対策しても歯を元に戻すことはできません。歯が健康な状態であったとしても、将来的に歯が抜けないように予防することが大切です。

歯を失わないための予防法には、次のようなものが挙げられます。

定期的に歯科医院でメンテナンスを受ける

歯を失わないようにするには、歯周病や虫歯を早期発見し、早い段階で治療に取りかかることが大切です。定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていれば、虫歯や歯周病が進行する前に発見できます。

また、メンテナンスを受けることで、日常の歯磨きでは取りきれない汚れを除去してもらえます。お手入れ方法のアドバイスも得られるため、虫歯や歯周病の進行を防げます。

日常の手入れをしっかり行う

健康な歯を維持するには、毎日の手入れが重要です。

丁寧に歯を磨き、汚れが残りやすい歯と歯の間はフロスや歯間ブラシを使用しましょう。強い力で磨きすぎると歯を痛めるため、優しく1本1本磨くことが大切です。

歯磨き方法や自分に合ったお手入れ道具を知りたい場合には、歯科医院でブラッシング指導を受けると良いでしょう。

食生活を見直す

歯が抜けないようにするには、虫歯を作らないように口腔内を清潔に保つ必要があります。

虫歯予防には、日頃の歯の手入れだけではなく、食生活の見直しも重要です。甘いお菓子やジュースなどは虫歯の原因になりやすいため、控えるようにしましょう。

また、だらだら時間をかけて食事をすることや、何度も間食を挟むことは、虫歯の原因になり得ます。間食後はすぐに歯を磨くなど、食べ方の見直しや食べた後のケアを徹底することも大切です。

禁煙する

喫煙をしていると、歯周病にかかるリスクが高くなります。タバコに含まれる成分が、歯周病の原因となるプラークや歯石を付着しやすくするからです。

また、タバコにはビタミンCを破壊する成分も含まれています。健康な歯茎を作り出すだめのコラーゲンが上手く生成されなくなります。

喫煙をしている方は、禁煙や節煙することで歯周病のリスクを軽減できるでしょう。

歯ぎしりや食いしばりを改善する

歯ぎしりや食いしばりなどの習慣は、歯にダメージを与えます。歯の破損を防ぐためにも、歯ぎしりや食いしばりは改善すべきです。

歯ぎしりや食いしばりは自覚していないことも多く改善が難しいため、マウスピースの着用や矯正で噛み合わせを整える必要があるでしょう。歯ぎしりや食いしばりが癖になっている場合、歯科医師に相談しましょう。

まとめ

歯がきれいな人

歯を失う原因の多くは、歯周病や虫歯の放置・進行です。どちらも初期では気付かれにくく、進行してから歯科医院で治療を受けるという場合も少なくありません。

治療をすれば進行は食い止められるものの、日頃のケアや定期的なメンテナンスを受けていなければ、再発して歯を失ってしまう可能性があります。

歯を失ってから後悔しないためにも、今すぐに歯を失わないための予防法を実践してみてください。

歯を守りたい方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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