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二次う蝕のイメージ

どうして二次う蝕になるの?原因と予防法を詳しく解説!

2024年1月24日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

「なぜ二次う蝕になるの?」「二次う蝕を予防するにはどうすればいいの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。虫歯治療を終えても、虫歯が再発することがあります。

口腔ケアが不十分な方や、歯科医院の定期検診を受けていない方は二次う蝕のリスクが高まるため注意が必要です。

今回は、二次う蝕の原因と予防法について解説します。二次う蝕になりやすい人の特徴もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

二次う蝕とは?

二次う蝕

二次う蝕とは、虫歯治療を行った歯が再び虫歯になることを指します。

二次う蝕は詰め物や被せ物に隠れて見えにくいため、発見が遅れやすいです。エナメル質や象牙質を削った部分に発生するため、通常の虫歯に比べて進行が速いことが特徴でしょう。

二次う蝕になると、虫歯治療で削った歯を再び削ることになります。治療範囲が広くなって、歯への負担が大きくなります。

治療を行った歯でも口腔ケアを丁寧に行い、二次う蝕を予防することが大切です。

二次う蝕の原因

プラークが多い人

二次う蝕は、複数の要因が重なって起こることも少なくありません。おもな原因は以下の通りです。

・虫歯治療に使用した素材の劣化
・口腔ケア不足
・一次虫歯の治療に問題がある

それぞれ詳しく解説します。

虫歯治療に使用した素材の劣化

虫歯治療に使用した詰め物・被せ物や、接着のために用いられるセメントが劣化して、二次う蝕の原因になることがあります。劣化により生じた隙間や段差から虫歯菌が入り込み、虫歯が発生するのです。

とくに、保険適用の素材である銀歯は劣化しやすいため注意が必要です。

口腔ケア不足

口腔ケア不足により歯垢(プラーク)が蓄積した状態が続くと、細菌が繁殖して二次う蝕の原因になります。とくに、銀歯の詰め物・被せ物は汚れが付着しやすいため注意が必要です。

虫歯予防の基本は、毎日の歯磨きです。口腔ケアを徹底し、虫歯になりにくい口腔環境を維持しましょう。

一次虫歯の治療に問題がある

虫歯治療の際に完全に虫歯を除去できていないと、残った細菌によって二次う蝕が発生する可能性が高まります。歯の内部で虫歯が進行し、気付いたときには抜歯が必要な状態になっているケースも少なくありません。

また、歯と詰め物・被せ物を隙間なく接着できていない場合も、二次う蝕になる可能性があります。

二次う蝕になりやすい人の特徴

銀歯を入れている人

二次う蝕になりやすいのは、以下の特徴がある人です。

・銀歯を入れている人
・口腔ケアが不十分な人
・生活習慣が乱れている人
・歯科医院の定期検診を受けていない人

それぞれ詳しく解説します。

銀歯を入れている人

銀歯で治療した歯は、二次う蝕になりやすいため注意が必要です。銀歯は劣化が早く、歯との間に隙間や段差が生じやすいためです。

銀歯は金属でできているので、熱が加わると膨張し、冷えると収縮するという特徴があります。飲食物による温度変化により膨張・収縮を繰り返し、接着しているセメントも徐々に溶け、隙間や段差が生じるのです。

また、銀歯は汚れが付着しやすく、清潔な状態を維持しにくいことも要因です。銀歯を入れていたら必ず二次う蝕になるというわけではありませんが、二次う蝕になりやすいことを理解しておきましょう。

h腔ケアが不十分な人

一度虫歯になった人は、虫歯治療後も同じ口腔ケアを続けていると二次う蝕になりやすいです。虫歯の原因は歯垢(プラーク)に潜む細菌です。間違った口腔ケアを続けていると、歯垢が蓄積して二次う蝕のリスクが高まります。

生活習慣が乱れている人

生活習慣の乱れが口腔環境を悪化させ、二次う蝕の原因になることがあります。以下のような生活習慣がある人は注意が必要です。

・間食が多い
・だらだら食べることが多い
・甘いものをよく食べる
・口呼吸をしている
・喫煙習慣がある

間食が多い人は、口の中が酸性に傾いて二次う蝕の原因となる細菌が繁殖しやすい状態になります。また、細菌は糖分を取り込んで繁殖するため、甘いものをよく食べる人も注意が必要です。

口呼吸や喫煙は、唾液が減少して口の中が乾燥するため細菌が繁殖しやすくなります。

歯科医院の定期検診を受けていない人

詰め物や被せ物は経年劣化するため、歯科医師による定期的なチェックが欠かせません。二次う蝕は詰め物・被せ物の下で進行するので、自分で気づくのは困難です。

定期検診を受けていないと異常を早期発見できず、二次う蝕のリスクが高まるでしょう。

歯垢や歯石などの汚れも、セルフケアだけではしっかりと除去できません。定期的にプロによる歯のクリーニングを受けることが重要です。

二次う蝕を予防する方法

歯医者で治療を受ける人

二次う蝕を予防する方法は、以下の通りです。

・口腔ケアを徹底する
・セラミック治療を選択する
・生活習慣を見直す
・歯科医院の定期検診を受ける

それぞれ詳しく解説します。

口腔ケアを徹底する

二次う蝕を予防するには、口腔ケアを徹底して虫歯の原因となるプラークを除去することが大切です。口腔ケアのポイントを確認しましょう。

・歯ブラシを小刻みに動かして磨く
・歯間ブラシやフロスを併用する
・詰め物や被せ物と歯の境目を意識して磨く

一度虫歯になった部分は、口腔ケアが不十分だった可能性が高いです。基本的な虫歯予防のための歯磨きに加え、虫歯になった部分を意識的にケアすることが大切です。

セラミック治療を選択する

セラミック治療とは、詰め物や被せ物をセラミックにする治療です。天然歯のような自然なツヤや透明感、色調を再現できることから人気のある治療法ですが、セラミック治療を選択することで二次う蝕の予防効果も高まります。

セラミックは表面がツルツルしており、二次う蝕の原因となる歯垢が付着しにくいためです。セラミックは劣化しにくく歯としっかり接着するため、細菌が入りこむ隙間や段差も生じにくいでしょう。

セラミック治療は自費診療になるため高額ですが、機能的にも審美的にも非常に優れています。

生活習慣を見直す

虫歯を予防するには、生活習慣の見直しも重要です。以下を参考に、口腔環境を悪化させる生活習慣を見直しましょう。

・時間と回数を決めて間食する
・食後と就寝前に歯を磨く
・よく噛んで食べる
・口呼吸を改善する
・禁煙する

食べる回数が多いと口の中が酸性に傾き、二次う蝕になりやすいです。

しかし、食後しばらくすると唾液によって酸性が中和されます。二次う蝕を予防するためには、飲食の回数を減らしたり時間を決めて間食をとったりして、唾液によって酸性が中和されるための時間をつくることが大切です。

また、食後と就寝前の歯磨きも細菌を除去するために非常に重要です。とくに睡眠中は唾液の量が減って細菌が繁殖しやすい状態になるため、寝る前には丁寧に歯を磨いてください。

口呼吸や喫煙は口の中が乾燥して細菌が繁殖する原因となるため、できる限り控えましょう。

歯科医院の定期検診を受ける

二次虫歯は自覚症状なく進行することが多いので、予防が非常に重要です。二次う蝕の予防には、歯科医院の定期検診が欠かせません。

二次う蝕の原因は、詰め物や被せ物に生じた隙間・段差からの細菌の侵入です。そのため、二次う蝕を予防するには、詰め物や被せ物の異常を早期発見することが重要になります。

定期的に歯科医師によるチェックを受ければ、異常を早期発見して対処できます。また、定期検診ではプロによる歯のクリーニングやブラッシング指導も受けられます。

自宅では落とせない汚れを除去し、正しいブラッシング方法を身につけることで二次う蝕のリスクを低減できるでしょう。

まとめ

二次う蝕ができた人

二次う蝕の原因は、口腔ケア不足や虫歯治療に使用した素材の劣化、虫歯治療の問題などさまざまです。詰め物や被せ物の下に再発するため、自分で気づくのは困難でしょう。

また、虫歯治療で削った部分にできた二次う蝕は進行が速く、重症化しやすいため予防が非常に重要です。丁寧な口腔ケアや生活習慣の見直しを行い、歯科医院の定期検診を受けることで二次う蝕を予防できるでしょう。

虫歯治療の際にセラミックを選択することで、二次う蝕の予防効果が高まります。

二次う蝕が不安な方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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