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虫歯になりやすい人の5つの特徴と今日から実践したい虫歯対策!

2023年12月14日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

虫歯は、歯の表面が酸によって溶かされて発生する疾患です。歯がもろくなり、最終的には穴があきます。

虫歯が進行すると、痛みや腫れなどの症状が現れるでしょう。抜歯や根管治療が必要になることもあります。

虫歯は誰にでも発生する可能性がありますが、虫歯になりやすい人もいます。「毎日歯磨きしているのに虫歯になる」「虫歯を予防したいのにどうしたらいいかわからない」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。

今回は、虫歯になりやすい人の特徴と、今日から実践したい虫歯対策についてご紹介します。虫歯が心配な方は、ぜひ最後までご覧ください。

虫歯はどうしてできる? 虫歯

虫歯は、以下の3つのステップで進行します。

初期虫歯

初期虫歯は、虫歯になる一歩手前の状態です。痛みや自覚症状はありません。

外見上も、わずかに白濁している程度なのでご自身で気づくことは難しいでしょう。健康な歯とほとんど変わらず自覚症状がないため、放置されることが多いです。

初期虫歯は、歯の内部からミネラルが溶け出し、密度が低くなった状態です。X線写真を撮影すれば、暗く写るので発覚します。

初期虫歯は、進行を止めて修復することが可能な段階です。フッ素入りの歯磨き粉を使用して、修復を促すとよいでしょう。

エナメル質や象牙質に進行した虫歯

初期虫歯を放置すると、歯のエナメル質が酸によって溶け続けます。歯の表面の黒ずみや穴が目立つようになるでしょう。

歯の中心部である象牙質に達すると、痛みなどの自覚症状が現れます。特に、熱いものを飲食した際に痛みや違和感を覚えることが多いです。

強い痛みはないことが多いですが、何らかの自覚症状が現れ始めるので、歯科医院を受診する人もいるでしょう。

歯が持っている修復力だけでは対応できないので、歯科医院での専門的な治療が必要になります。虫歯が進行していることに気づいたら、迅速に歯科医院を受診して治療を受けることが重要です。

象牙質や歯髄に進行した虫歯

虫歯を放置すると、歯の神経(歯髄)が影響を受け、激しい痛みや腫れなどの深刻な症状が現れます。歯の象牙質や歯髄が溶けることがあり、炎症が歯周組織にまで及ぶでしょう。

常に痛みを感じるため、日常生活に支障をきたすことがあります。最悪の場合、目で見える部分の歯が完全に溶け、歯の根だけが残る状態になるでしょう。

虫歯は、早期に治療することが非常に重要です。治療が遅れると、身体的・経済的な負担が増加します。虫歯を発見した場合は、できるだけ早く歯科医師に相談し、適切な治療を受けてください。

虫歯になりやすい人の5つの特徴

沢山のスイーツを食べる少女

虫歯は誰もがなり得る病気ですが、なりやすい人が存在します。虫歯になりやすいことを自覚できれば、適切に対応できるでしょう。

本項目では、虫歯になりやすい人の特徴を5つご紹介します。ご自身に当てはまるかご確認ください。

糖分を摂り過ぎている

甘いお菓子やジュースを過剰に摂取すると、虫歯菌の増殖を促します。虫歯のリスクが高まるでしょう。

特に、長時間にわたって甘いものを食べ続けると、虫歯のリスクが高まります。食後は口腔内が酸性に傾きますが、ダラダラと食べていると口腔内が酸性に傾いている時間が長くなるためです。

間食は短時間で終わらせることが重要です。また、間食後は速やかに歯磨きを行いましょう。

虫歯菌の増殖や酸の生成を抑えられます。

歯磨きが不十分である

歯磨きが不十分な場合、歯垢や歯石が蓄積するので虫歯のリスクが高まります。歯磨きは、虫歯菌を取り除き、歯垢や歯石の形成を予防できる非常に重要な習慣です。

特に奥歯や歯のすき間は磨き残しが多く、虫歯が発生しやすいです。歯間ブラシやフロスを使用して、しっかりと汚れを落としましょう。

定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることも効果的です。

唾液の分泌量が少ない

唾液には、虫歯菌の活動を抑制する作用があります。唾液の分泌量が少ないと、虫歯菌の活動が活発化し、虫歯のリスクが高まるでしょう。

また、成人の約25%は、唾液の分泌量が少ない「ドライマウス」という状態だといわれています。ドライマウスの原因は、薬の副作用やストレス、遺伝などが挙げられるでしょう。

唾液の量を増やすことで、殺菌作用や抗菌作用を十分に受けられます。よく噛んで食事する、水分補給をこまめに行うなど、唾液の量を増やせるように意識して過ごしましょう。

口呼吸をしていると口腔内が乾燥するので、鼻呼吸を意識することも重要です。

歯並びが悪い

歯並びが悪いと、虫歯になりやすいでしょう。歯並びが乱れている部分は、歯が重なって生えているなど、汚れが残りやすいためです。

歯間ブラシやフロスを使って、狭いすき間の汚れも取り除くことが重要です。

基礎疾患がある

糖尿病など、免疫力が低下する基礎疾患がある人は、虫歯になりやすいでしょう。特に、糖尿病と口腔疾患は深く関係しており、どちらかが悪化すると片方も悪化するケースが非常に多いです。

糖尿病などの基礎疾患がある人は虫歯のリスクが高いので、しっかりと歯磨きを行いましょう。定期的に歯科医院でクリーニングを受けることも重要です。

今日から実践したい虫歯対策

歯磨きをする女性

虫歯は予防できます。虫歯になりやすい人は、特に注意して対策しましょう。

本項目では、今日から実践したい虫歯対策をご紹介します。

糖分を控える

糖分の摂りすぎは、虫歯菌の増殖を促進します。甘いお菓子やジュースの摂りすぎは控えましょう。

間食を完全にやめる必要はありませんが、食べるものに気をつけてください。せんべいやナッツ類、砂糖不使用のビスケットなど、糖分があまり含まれていないものを選ぶとよいでしょう。

時間を決めて食べるなど、ダラダラ食べ続けることを避けるのも効果的です。

歯磨きをきちんと行う

虫歯予防には、適切な歯磨きが非常に重要です。汚れが残ると虫歯のリスクが高まるので、毎食後に歯磨きしましょう。

特に、フッ素入りの歯磨き粉を使うと虫歯予防に効果的です。初期虫歯の場合は修復することも可能でしょう。

歯ブラシだけでは、汚れを完全に除去できません。そのため、歯間ブラシやフロスも使用しましょう。

毎食後に歯磨きが難しい場合は、食後に必ずうがいしてください。大まかな汚れや菌を洗い流せるので、何もしないよりは虫歯のリスクを下げられます。

口腔内の乾燥を防ぐ

口腔内が乾燥すると、虫歯のリスクが高まります。唾液の作用を十分に受けられなくなるためです。

こまめに水分補給をして、口腔内が乾燥しないように過ごしてください。唾液には、虫歯菌の繁殖を抑制する抗菌作用と、汚れを洗い流す自浄作用があります。口腔内が唾液で潤っていれば、虫歯を予防できるでしょう。

可能であれば、30分に1口水分を補給してください。虫歯予防のためには、お茶やジュースではなく水を選ぶことが重要です。

また、ガムを噛むことも効果的です。唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。特に、キシリトール入りのガムを選ぶと虫歯予防にも効果があります。

定期的に予防歯科を受診しよう!

虫歯チェックをする歯科衛生士の女性

虫歯の予防にはセルフケアが重要ですが、歯科医院での定期検診も欠かせません。歯科医院では歯の状態をすみずみまでチェックするので、虫歯の早期発見・治療につなげられます。

前述したとおり、初期虫歯は自覚症状や見た目の変化がほとんどないため、見逃す人も非常に多いです。初期虫歯は大きな治療を行わずに改善できるので、早期に発見することが重要でしょう。

また、歯科医院のクリーニングを受けることで、奥歯や歯のすき間などに入り込んだ汚れを一掃できます。虫歯になりやすい人には、特に効果的でしょう。

3か月に1回の受診が推奨されていますが、歯科医師の指示に従って受診してください。

まとめ

虫歯のイメージ

今回は、虫歯になりやすい人の特徴と対処法について解説しました。

虫歯は誰でもなり得る病気ですが、特に虫歯になりやすい人がいます。虫歯になるリスクを把握し、対策することが重要です。

フッ素入り歯磨き粉やフロスなどは日常生活に容易に取り入れられるため、ぜひ今日から実践しましょう。

虫歯にお悩みの方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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