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歯周病の女性

歯周病を予防するための歯磨きのポイントと生活習慣を解説!

2023年11月16日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

歯周病は、成人の約8割がかかっているといわれる身近な病気です。虫歯と並ぶ歯科の二大疾患といわれており、歯を失う原因となります。

初期段階では自覚症状に乏しく、気づかないうちに進行することも珍しくありません。進行すると顎の骨が溶かされ、最悪の場合は歯が抜け落ちるでしょう。

そのため、歯周病は予防することや、早期発見・早期治療することが非常に重要です。

今回は、歯周病の症状や原因、歯周病を予防する歯磨きの仕方などについて解説します。「歯周病かもしれない」「自分の歯をできるだけ長く使いたい」と思っている方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは?

歯周病のイメージ

歯周病とは、細菌に感染することで引き起こされる疾患で、歯の周りの歯茎(歯肉)に炎症が起き、歯を支える骨が溶かされる病気です。中年期以降、加齢によって歯茎が痩せて歯周病になる方も多いですが、歯磨きが不十分な場合に起こりやすいといわれています。

歯と歯茎のすき間から細菌が侵入し、歯茎に炎症を引き起こします。歯磨きが正しくできていないと、歯周ポケットに汚れが溜まって細菌が増殖し、炎症が引き起こされるのです。

歯周病は歯を失う大きな原因ですが、健康的な生活習慣、正しい歯磨き、定期的な歯科検診で予防できます。

歯周病の症状

初期の段階では、痛みはほとんどありません。進行すると膿が出る、歯が動揺するなどの症状が現れるでしょう。

歯周病になると歯垢の中の細菌が歯肉に炎症を引き起こし、歯を支えている骨を溶かします。歯を支えられなくなり、歯が抜け落ちる可能性があるのです。

歯周病は、進行度ごとに現れる症状が異なります。進行度と症状は、以下のとおりです。

・軽度:歯磨きの際に出血する、歯茎が腫れる
・中度:歯茎が痩せ始め、歯が長く見える場合がある
・重度:歯がぐらつく、歯茎から膿が出る

歯周病が重症化すると、口臭が悪化する、食べ物を噛めないなどの問題が生じるため、食生活や日常生活に支障をきたす場合があります。

歯茎が赤くなっている場合や、ぶよぶよしていて出血がある場合は、細菌による毒素によって炎症が起きています。歯茎に異常を感じたときは、速やかに歯科医院を受診しましょう。

歯周病を予防するための歯磨きのポイント

歯周病を予防するための歯磨きのポイントを説明

歯周病を予防するためには、歯磨きを丁寧に行うことが大切です。歯磨きのポイントをご紹介します。

適した歯ブラシ、ツールを使用する

歯周病を予防するためには、ご自身に合った歯ブラシやツールを使用することが重要です。また、磨き残しをどれだけなくせるかも重要でしょう。

基本的な歯磨きの方法は、以下のとおりです。

・歯ブラシを鉛筆のように持つ
・1〜2本の歯を磨くように小刻みに磨く
・毛先を45度の角度で歯と歯茎の境目に当てる

歯垢除去率は80%以上が目標で、90%除去できればよいとされています。歯ブラシだけで除去できる歯垢は60%程度なので、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して歯間の汚れを落としましょう。

毎食後に歯磨きをする

朝と夜、1日2回しか歯磨きをしない方もいるかもしれませんが、毎食後に歯磨きをすれば、歯周病を効果的に予防できます。朝昼夜の3食後だけでなく、間食をする場合は間食後も歯を磨きましょう。

口内に汚れが残っていない状態を維持することで、歯周病を予防できます。

歯周病予防の効果がある歯磨き粉を使用する

歯磨き粉を使うだけで歯周病を治療することはできませんが、症状の改善や歯周病の予防には効果が期待できます。毎日の歯磨きに歯周病予防の効果がある歯磨き粉を取り入れるとよいでしょう。

電動歯ブラシを使う

電動歯ブラシを使用してもよいでしょう。電動歯ブラシにはいくつか種類があるので、ご自身に適したものを使用してください。

歯周ポケットの中にはブラシが入らないため、電動歯ブラシのキャビテーション効果が非常に有効です。キャビテーション効果とは、音波の振動で口腔内に気泡を生じさせ、汚れを落とす効果です。

手磨きでは届かない場所の歯垢を除去できるので、歯周病予防につながるでしょう。

歯周病を予防するための生活習慣

歯周病を予防するための生活習慣イメージ

歯周病を予防するための生活習慣を確認しましょう。まずは、歯周病になりやすい習慣をご紹介します。

・不規則な食習慣
・ストレスの蓄積
・口呼吸
・薬の長期服用
・歯ぎしりや食いしばり、噛み締め
・肉体的疲労の蓄積
・喫煙
・飲酒

上記のような習慣がある方は、歯周病の進行が速くなる傾向があります。当てはまる方は、生活習慣を見直しましょう。

歯周病を予防するための生活習慣は、以下のとおりです。

キシリトールガムを噛む

歯周病予防に効果的な生活習慣として、キシリトールガムを噛むことが挙げられます。

ガムを噛むと、唾液の分泌が促進されます。唾液には口内を洗浄する自浄作用や、細菌の増殖を抑える抗菌作用があるので、唾液の分泌量が増加すれば歯周病を予防する効果が期待できるでしょう。

ただし、噛みすぎると顎に負担をかけるので注意してください。

マウスウォッシュなどのオーラルケア商品を使う

マウスウォッシュなどのオーラルケア用品を活用することも、歯周病予防に効果的です。

液体オーラルケア用品には、マウスウォッシュやデンタルリンスがあります。どちらを使用する場合も用法・容量を守ってください。適切に使用することで、歯周病を予防できるでしょう。

ヨーグルトを食べる

ヨーグルトには腸内環境を整える効果があることをご存じの方は多いのではないでしょうか。口内にもよい菌と悪い菌が存在するので、バランスを整えることが重要です。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌が歯周病を予防するといわれています。

ただし、糖分の入ったヨーグルトを食べる際は注意してください。糖分の入った食べ物を頻繁に摂取すると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

定期的に歯科医院を受診しよう!

定期的に歯科医院に相談

歯周病の予防で最も大切なのは、定期的に歯科医院を受診することです。歯周病の原因となる歯垢を溜めない・増やさないことが重要なのです。

毎日どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、落とせない汚れがあります。定期的に歯科医院を受診すれば、専門的な器具を用いて汚れを徹底的に除去してもらえます。

また、ブラッシング指導を積極的に行う歯科医院も多いです。磨き残しのある部分を確認し、患者様に適した磨き方やツールの使い方などを指導してくれます。

日常でのセルフケアの質を向上し、専門的なクリーニングで口内をきれいに保つことができれば、歯周病を予防できるでしょう。

定期的に歯科医院を受診していれば、虫歯や歯周病が発生していて早期に発見できます。早期発見・早期治療ができれば、顎の骨が溶けるなど、重症化する前に対応できるでしょう。

歯の健康を守るためには、定期的な受診は非常に重要なのです。3か月に1回、少なくとも半年に1回は歯科医院を受診しましょう。

まとめ

歯周病が治った女性

今回は、歯周病を予防するための大切なポイントと生活習慣について解説しました。

歯周病は、初期の段階では自覚症状がないことが多いです。進行すると顎の骨が溶かされ、歯がグラグラするなどの症状が現れるでしょう。

規則正しい生活習慣、正しいブラッシング、定期的な歯科医院の受診で歯周病は予防できます。正しい歯磨きを日常生活で実践しながら、定期検診も受けましょう。

歯周病予防やトラブルの早期発見のために3か月から半年に1回は受診してください。

歯周病予防を検討されている方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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