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家で歯磨きをして笑う女性

虫歯を予防するための歯磨きの仕方とポイントを解説!

2023年9月28日

こんにちは。山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」です。

毎日歯磨きをしているのに虫歯になり、虫歯になりやすいのかもしれないと考える方もいるのではないでしょうか。

今回は、虫歯になりやすい人の特徴や、虫歯を予防するための歯磨きの仕方などを解説します。1日の歯磨きの回数や、歯磨きをするときのポイントなどもご紹介するので、毎日歯磨きをしても虫歯になる方は、ぜひ参考にしてください。

虫歯になりやすい人の特徴

歯の痛みから顎を抑える女性

遺伝や習慣、口内の状態などによって、虫歯になりやすい人がいます。虫歯になりやすい人の特徴は、以下のとおりです。

歯質が弱い

歯質(歯を作る成分)は、遺伝するといわれています。歯の表面にあるエナメル質の構造が弱いと、虫歯になりやすいでしょう。

しかし、周囲の大人の唾液を介して虫歯菌に感染することが多いです。遺伝が直接的な原因になることは少なく、後天的な原因が大きいでしょう。

歯並び・噛み合わせに問題がある

歯が重なってガタガタに生えていると、歯ブラシでの清掃が難しくなります。磨き残した歯と歯の間、歯と歯茎のすき間などに歯垢が溜まり、虫歯の原因になるでしょう。

噛み合わせが悪いと歯に負担がかかって表面に傷がつき、虫歯菌が侵入しやすくなります。

歯磨きの仕方が適切でない

毎日歯を磨いていても、歯磨きの仕方が適切でないと虫歯になります。歯磨きの目的は、歯垢などの歯に付着した汚れを落とすことです。

歯垢(プラーク)には、虫歯菌が潜んでいます。歯垢は歯と歯の間や歯と歯茎の間などに溜まりやすく、歯ブラシだけでは落とせません。歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシなどを活用して、歯垢を除去することが大切です。

間食が多い

おやつや夜食など、間食が多い方は、虫歯になりやすいため注意してください。虫歯菌は糖分を分解して酸を出し、歯を溶かします。口内に糖がある状態が続くと歯が酸に晒される時間が長くなり、虫歯のリスクが高まるでしょう。

虫歯を予防するための歯磨きの仕方

歯磨きをする女性の口元

虫歯や歯周病は、毎日の歯磨きで発症リスクを低減できます。虫歯を予防するための歯磨きの仕方を身につけましょう。

歯磨きをするときは、虫歯になりやすい歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛み合わせの溝を意識して重点的に磨いてください。磨きたい歯に歯ブラシの毛先をしっかりと当て、小刻みに動かすことがポイントです。

歯ブラシに加える圧力は、100〜200g程度が適切であるといわれています。歯ブラシの毛先が少ししなる程度が目安です。

歯磨きをする際は、以下の内容に注意してください。

・磨き残しがないように、虫歯になりやすい奥歯から順番に磨く

・歯ブラシを歯に対して直角に当て、歯の表面を磨く

・歯と歯茎の境界はブラシを少し傾け、歯面に対して45度程度にして磨く

歯の表面は丸みがあるため、ヘッドの角度を調整しながらブラシが直角になるよう磨きましょう。

より清掃効果を高めるには、歯ブラシの選び方も重要です。歯ブラシ以外のツールを使うことも、虫歯予防に効果的でしょう。

歯磨きを効果的に行うための道具をご紹介します。

歯ブラシ

お口の隅まで届きやすい、ヘッド部分がコンパクトな歯ブラシを選ぶとよいでしょう。毛先の部分は、山切り型やドーム型などさまざまな形状がありますが、平らなタイプを選ぶと磨きやすいです。

毛の硬さはふつうがよいですが、歯肉に腫れや出血が見られる場合はやわらかめを選びましょう。

デンタルフロス

歯と歯のすき間や歯と歯茎の間には、歯ブラシの毛先が届きません。デンタルフロスを活用すると、効果的に歯垢を落とせるでしょう。

フロスには2つの種類があり、フロスの糸には3つの種類があります。それぞれ解説します。

ホルダー付きタイプ

Y字やF字型などのホルダーにフロスがセットされているデンタルフロスです。初めて使う方や、糸巻きタイプの指での操作が難しい方に適しています。

糸巻きタイプ

必要な長さを切り取り、指に巻き付けて使用するデンタルフロスです。初めは使い方が難しいと感じる方も多いですが、慣れると簡単に歯垢を落とせます。

アンワックスタイプ

ワックスがついていないため、汚れやプラークを繊維で絡め取ることができる糸です。無加工なので、歯間に通しにくいことがデメリットでしょう。

ワックスタイプ

ビーズワックス(蜜蝋)のコーティングが施されている糸です。滑りがよく、簡単に歯間に入ります。

詰め物や被せ物があり、通常の糸では歯間を通しにくい方に適しています。ワックスで加工されているため、歯垢を絡めとる機能はアンワックスタイプよりも劣るでしょう。

エクスバンドタイプ

アンワックスタイプやワックスタイプよりも太い糸です。効率よく汚れを落とせることがメリットです。

ただし、糸が太いため歯間が狭い人には適していません。

歯間ブラシ

歯間ブラシは、歯と歯の間のすき間に使用します。細かな部分の歯垢は落とせないため、補助的な清掃道具として使いましょう。

ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシは、毛束が1本の歯ブラシです。通常の歯ブラシが歯の表面の汚れを落とすのに対し、ワンタフトブラシはピンポイントに汚れを落とせます。歯ブラシでは行き届かない細かい部分の歯磨きに使用すると効果的です。

毛が長く先端がフラットなタイプと、先端が円すい状にカットされているタイプがあるため、用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

1日何回歯磨きしたほうがいい?

顎に手を当てて考える女性と男性

虫歯を予防するには、1日に3回以上歯磨きをするのが理想的です。朝・昼・晩の食後は必ず歯磨きをしましょう。食後だけでなく、おやつや夜食などの間食をしたあとも歯磨きを行うのが理想です。

仕事や子育てなどで忙しく、毎食後に歯磨きをするのが難しい方は、うがいだけでも行いましょう。

歯磨きをするときのポイント

POINTと書かれた黒板

虫歯を予防するための歯磨きのポイントは、以下のとおりです。

食後すぐに歯磨きをする

歯磨きは、食後すぐにするのが望ましいです。食後は口内が酸性に傾くため歯の表面が傷つきやすく、時間を置いてから歯磨きをしたほうがよい、と聞いたことがある方もいるかもしれません。

しかし、口内が酸性に傾いた状態で歯磨きをしても、歯を傷つけるほど強く磨くことは少ないです。食べかすが歯に付着したまま長時間放置すると、虫歯菌が糖を分解して酸を作り、歯を溶かし始めます。

虫歯を予防するには、食後すぐに歯磨きをするとよいでしょう。

フッ素入りの歯磨き粉を使用する

フッ素には、虫歯予防に重要な再石灰化を促す効果があります。再石灰化とは、虫歯菌が作り出した酸により歯のエナメル質から溶け出したカルシウムやリン酸が再び取り込まれ、もとの状態に戻ることです。

フッ素は再石灰化を促し、歯を修復して虫歯を予防します。フッ素には歯垢による酸の生成を抑える効果もあります。

毎日の歯磨きにフッ素入りの歯磨き粉をプラスすると、効率的に虫歯を予防できるでしょう。歯磨き粉に含まれるフッ素は微量なので、身体に害を及ぼす心配はありません。

まとめ

洗面所で歯ブラシに歯磨き粉をつける手元

口内の状態や習慣などによって虫歯になりやすい人はいますが、毎日の歯磨きを丁寧に行えば虫歯を予防できます。

歯を磨くときは、歯ブラシの角度や動かし方、磨く強さを意識し、虫歯になりやすい部分を重点的に磨きましょう。汚れをしっかり落とせるデンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素入りの歯磨き粉を使用すると、より虫歯予防に効果的です。

ご自身で除去するのが難しい歯石は、歯科医院のクリーニングで除去しましょう。定期的に歯科医院に通うことで、虫歯の早期発見・早期治療にもつながります。

口内の健康を守るための歯磨き、歯科医院でのクリーニングを習慣化しましょう。

虫歯予防に興味がある方は、山口県長門市にある歯医者「田中歯科医院」にお気軽にご相談ください。

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